アバルト595のグレードの違い|ツーリズモ・コンペ・エッセエッセ

出力の違う3台のアバルト595が並ぶショールーム

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中古のアバルト595を探していると、ツーリズモ、コンペティツィオーネ、エッセエッセ、F595と、似た名前がたくさん出てきて混乱しますよね。

結論から言うと、595のグレードはまず「出力」で3つに分けると分かりやすいです。145ps、165ps、180psのどれかを押さえれば、だいたいの立ち位置が見えてくるんです。

この記事を読めば、年式ごとのグレードの並びと、それぞれの出力・変速機・燃費・価格の違いが分かります。

目次

アバルト595のグレードは出力で3段階

先に結論

2017年2月のマイナーチェンジ後の595は、595(ベース・145ps)、595 ツーリズモ(165ps)、595 コンペティツィオーネ(180ps)の3本立てでした。その後、2022年にベースの後継としてF595(165ps)、2023年にツーリズモとコンペティツィオーネの後継として695 Turismo・695 Competizione(180ps)が登場しています。

名前は変わっても、出力の段階はほぼ同じなんです。

出力2017年2月〜の5952022年以降の同じ出力のモデル
145ps595(ベース・2022年終了)なし
165ps595 ツーリズモF595(2022年7月〜)
180ps595 コンペティツィオーネ695 Turismo・695C Turismo・695 Competizione(2023年3月〜)

『じゃあ595 ツーリズモとF595は同じもの?』と思う方もいるはずです。

出力は同じ165psですが、F595は5MTのみで、レコードモンツァ(ツインデュアル)やKONI FSD(リア)が標準です(公式リリース)。名前が違えば中身も少しずつ違う、と考えておきましょう。

年式ごとのグレードの移り変わり

595/695は、年式でグレードの名前と顔ぶれが変わってきました。中古で探す時は、まず年式から見ると迷いにくいです。

時期主なグレード出来事
2009年4月アバルト500(135ps・5MT)日本発売
2013年1月595 ツーリズモ/595 コンペティツィオーネ500の上級版として595が登場
2016年3月595 コンペティツィオーネ160psから180psへ
2017年2月595(145ps)/ツーリズモ(165ps)/コンペティツィオーネ(180ps)車名を「アバルト595」に統一
2022年7月F595(165ps・5MT)595ベース(145ps)は在庫限りで終了
2023年3月695 Turismo/695C Turismo/695 Competizione(180ps)595 ツーリズモ/コンペティツィオーネの後継
2024年5月全グレード日本向け生産終了

2009年〜2016年の内容はメディア情報、2022年以降は公式リリースによるものです。

例えば2018年式の「595」と2023年式の「695 Turismo」では、同じ1.4Lターボでも出力が145psと180psで35psも違います!年式とグレード名をセットで見るのが大事なんです。

アバルト595のグレードの移り変わり

年式ごとの見分け方はアバルト595・695の歴代モデル一覧で詳しく見ています。

グレード別のスペックを比べる

公式の主要諸元表で確かめられる数字を並べてみます。

項目595(ベース)F595695 Turismo/Competizione
最高出力145ps/5,500rpm165ps/5,500rpm180ps/5,500rpm
最大トルク180Nm/2,000rpm210Nm/2,000rpm230Nm/2,000rpm
SPORTスイッチ時のトルク210Nm/3,000rpm230Nm/2,250rpm250Nm/3,000rpm
変速機5MT5MT5MT・MTA(車種で違う)
WLTC燃費14.1km/L(5MT)14.2km/L(5MT)5MT 14.2km/L/MTA 13.2km/L
タイヤ195/45R16205/40R17205/40R17
車両重量1,110kg1,120kg約1.1t台

エンジンはどれも1.4L直列4気筒ターボ(1,368cc)、燃料はハイオク、タンク容量は35Lです。全車FFの4人乗りです。

『コンペティツィオーネって燃費が悪いのでは?』と心配になりますよね。

695 Competizioneの5MTはWLTC 14.2km/LでF595と同じ、MTAは13.2km/Lです(公式諸元表)。カタログの数字の上では、出力が上がっても燃費は大きく変わらないんです。

実際の燃費はアバルト595の実燃費で詳しく見ています。

ツーリズモとコンペティツィオーネの違い

595の中古でいちばん迷うのが、ツーリズモとコンペティツィオーネの違いですよね。

2017年2月以降の595では、ツーリズモが165ps、コンペティツィオーネが180psでした(メディア情報)。

ツーリズモ(Turismo)向きの人
  • 毎日の街乗りや遠出が多い
  • 乗り心地や快適さを重視したい
  • 695 Turismoならカブリオレ(695C)も選べる
コンペティツィオーネ(Competizione)向きの人
  • 走りの楽しさを最優先にしたい
  • 体を支えるスポーツシートが欲しい
  • 左ハンドルの5MTも候補に入れたい

最終モデルでは、695 Competizioneに Sabelt製スポーツシート(カーボンバックシェル)が付きます(公式装備表)。695 Turismoと695 Competizione(MTA)の価格差は300,000円でした。

ツーリズモのシートや内装の細かい仕様は年式で違います。中古で見る時は、現車でシートの形と座り心地を確かめてみてください。

内装の違いはアバルト595の内装で詳しく見ています。

エッセエッセ・ピスタなど特別なグレード

カタログの通常グレードとは別に、特別仕様や限定車も多く出ています。

名前中身価格(公式)
595 esseesse型式ABA-31214T5MT 4,030,000円/MTA 4,200,000円
695 esseesse(2022年)400台の限定車4,700,000円
595/595C Pista2020年5月〜の特別仕様公式ページで確認
595 Scorpioneoro200台・165ps5MT 3,680,000円/MTA 3,790,000円
595 Momento80台・180ps4,120,000円

「エッセエッセ(esseesse)」は、595と695の両方に同じ名前のモデルがあります。

『エッセエッセって、普通の595と何が違うの?』という疑問はよくありますよね。

名前が同じでも、595 esseesseと2022年の695 esseesseでは年式も価格も違います。中古で見かけたら、車検証の年式と型式で、どちらのエッセエッセかを確かめておきましょう。

スティーレ・トゥルッコという名前について

中古車の検索で「スティーレ」「トゥルッコ」という名前を見かけることがあります。この記事で使っている公式資料では確かめられない呼び名なので、グレード名だけで判断せず、型式・出力・装備で確かめるのが確実です。

限定車の一覧はアバルト595・695の限定車一覧でまとめています。

5MTとMTA、どちらのグレードを選ぶ?

グレード選びでは、変速機の違いも大きいです。最終モデルの組み合わせはこうなっていました。

グレード5MTMTAハンドル
F595ありなし右・左
695 Turismoなしあり右のみ
695C Turismoなしあり右のみ
695 Competizioneあり(左のみ)あり(右のみ)右・左

MTAは「ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション」のことで、1ペダルの自動クラッチです。トルコンATやCVTとは違う仕組みで、AT限定免許で乗れます。

例えばこんな会話になりがちです。

「AT限定だから、F595は選べないんだよね」
「それなら695 TurismoかCompetizioneのMTAで探してみよう」

MTAのクセはアバルト595のMTAとは、5MTの中古の選び方はアバルト595のMTで詳しく見ています。

アバルト595のグレード別スペック比較

中古でグレードを選ぶ時のポイント

595/695は2024年5月に日本向け生産を終えているので、いまは中古かアバルト認定中古車で選ぶことになります。

グレードを決める手順
  1. AT限定かどうかで、5MTとMTAのどちらにするか決める
  2. 出力(145ps・165ps・180ps)で候補を絞る
  3. ハッチバックかカブリオレかを決める
  4. 年式からグレード名と新車価格を確かめる
  5. 整備記録簿と故障歴を確かめる

ここが大事なところです。グレードが上がるほどブレーキやサスペンションの部品も変わるので、消耗品の交換費用も変わってきます。

コンペティツィオーネやツーリズモの故障しやすい箇所は、アバルト595の故障しやすい箇所で確かめてみてください。

型式と年式で中身を確かめる

同じ「595 ツーリズモ」でも、年式で出力や装備が違うことがあります。グレード名だけで判断せず、車検証の型式と年式を確かめておきましょう。

候補のグレードが決まったら、在庫を年式やグレードで絞って見てみると、選べる台数と値段の幅がつかめますよ!

アバルト595/695買いたいドットコム

アバルト595/695の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、アバルト595/695の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

最終モデルの新車価格はアバルト595・695の新車価格一覧、値引きの目安はアバルト595の値引き相場と交渉の順番で詳しく見ています。

よくある質問

アバルト595のグレードはいくつありますか?

2017年2月以降は、595(145ps)、595 ツーリズモ(165ps)、595 コンペティツィオーネ(180ps)の3本立てでした。2022年にF595、2023年に695 Turismo・695 Competizioneが後継として加わっています。

ツーリズモとコンペティツィオーネの違いは何ですか?

2017年以降の595では、ツーリズモが165ps、コンペティツィオーネが180psでした。最終の695 CompetizioneにはSabelt製スポーツシートが付き、左ハンドルの5MTも選べました。

アバルト595のベースグレードはまだありますか?

595ベース(145ps)は、2022年にF595が出た時に在庫限りで終了しています。中古で探すことになります。

エッセエッセとは何ですか?

595と695の両方にある特別なモデルの名前です。595 esseesseは5MT 4,030,000円・MTA 4,200,000円、2022年の695 esseesseは400台限定の4,700,000円でした。

AT限定免許で乗れるグレードはどれですか?

MTA(ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション)の車です。最終モデルでは695 Turismo、695C Turismo、695 Competizione(右ハンドル)がMTAでした。

まとめ

この記事の要点
  • 595のグレードは出力で145ps・165ps・180psの3段階に分けると分かりやすい
  • 2022年にF595(165ps)、2023年に695 Turismo・695 Competizione(180ps)が後継に
  • WLTC燃費は595ベース14.1km/L、F595と695の5MTが14.2km/L、MTAが13.2km/L
  • エッセエッセは595と695の両方にあるので、年式と型式で確かめる
  • AT限定ならMTAの695 Turismo・695C・695 Competizione(右ハンドル)
アバルト595/695買いたいドットコム

アバルト595/695買いたいドットコム 編集部

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