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『アバルト595って、燃費はどれくらい?』と、中古を探しながら気になっている方も多いですよね。
結論から言うと、最終型のカタログ燃費(WLTC)は5MTで14.2km/L、MTAで13.2km/Lです。ただ、街乗りが中心だと10km/L前後まで下がることもある、と考えておくと現実に近いです。
この記事を読めば、グレード別の燃費と、カタログ値と実燃費の差が出る理由、年間の燃料代の目安が分かります。
アバルト595・695の燃費はグレードでどう違う?
WLTC燃費は、F595と695の5MTが14.2km/L、695のMTA(ATモード付5速シーケンシャル)が13.2km/Lです。出力が165psでも180psでも、5MT同士なら数字はほぼ同じなんです(アバルト公式主要諸元表)。
595/695は全車が1.4L直4ターボ(1,368cc)で、燃料はハイオク、タンクは35Lです。違いが出るのは、出力と変速機の組み合わせですね。
| グレード(最終型) | 出力 | 変速機 | WLTC燃費 |
|---|---|---|---|
| F595 | 165ps | 5MT | 14.2km/L |
| 695 Turismo | 180ps | MTA | 13.2km/L |
| 695C Turismo | 180ps | MTA | 13.2km/L |
| 695 Competizione(左) | 180ps | 5MT | 14.2km/L |
| 695 Competizione(右) | 180ps | MTA | 13.2km/L |
| 595(ベース・2022年終了) | 145ps | 5MT | 14.1km/L |
出典はアバルト公式の主要諸元表です。2009年のアバルト500や2013年登場の595など、古い年式は測り方(JC08など)が違うので、WLTCの数字とそのまま比べないようにしておきましょう。
グレードの違いをもっと詳しく知りたい方はアバルト595のグレードの違いを見てみてください。
WLTCの「市街地・郊外・高速」で見るとどうなる?
実は、WLTC燃費には3つの走り方ごとの数字もあります。ここを見ると、自分の使い方に近い燃費が想像しやすくなるんです。
| グレード・変速機 | WLTC総合 | 市街地 | 郊外 | 高速 |
|---|---|---|---|---|
| F595(5MT) | 14.2km/L | 10.2km/L | 15.1km/L | 16.3km/L |
| 695(5MT) | 14.2km/L | 9.9km/L | 15.2km/L | 16.6km/L |
| 695(MTA) | 13.2km/L | 9.2km/L | 13.9km/L | 15.6km/L |
市街地の数字は、どのグレードも10km/L前後です。信号の多い街中だけを走るなら、ここが一つの目安になりますね。
一方で、高速道路では15〜16km/L台の数字が出ています。週末に遠出する方は、総合の値より少し良くなることもありますよ。

『MTAの方が燃費が悪いのは、なぜ?』と思う方もいるはずです。
数字の上では、市街地で約1km/L、総合で1km/Lの差があります。ただ、運転の仕方や道の混み具合による差の方が大きくなることも多いので、燃費だけでMTかMTAかを決める必要はないと思います。
MTAの仕組みやクセはMTA(ATモード付5速シーケンシャル)とは、5速MTの選び方はアバルト595のMT(5速マニュアル)で解説しています。
アバルトの実燃費はカタログ値よりどれくらい下がる?
よく言われるのは、街乗り中心で10km/L前後、高速を多く走ると12〜14km/L程度、という幅です。乗り方で大きく変わるので、あくまで目安として見てください。
- 片道数kmの短い距離を何度も走る
- 渋滞や信号の多い道が中心
- SPORTスイッチを入れて回して走ることが多い
- 夏にエアコンを強めに使う
- タイヤの空気圧を見ていない
595/695は、走りを楽しむために作られた車です。アクセルを踏み込めばターボがしっかり効くので、そのぶん燃料も使うんですよね。
逆に、一定の速さで流れる郊外の道では、カタログ値に近い数字が出ることもあります。
例えば、こんな会話をよく耳にします。
「通勤だけだと10km/Lを切る月もあるけど、高速で帰省したら思ったより伸びた」
使い方が燃費をほぼ決める、という感覚は持っておいて損はありません。
メーター内の平均燃費表示は、計算のしかたで実際の値とずれることがあります。満タン法(給油量と走行距離で割る方法)で何回か測ると、自分の車の実燃費に近い数字が分かります。
満タン法は、むずかしい計算ではありません。給油のたびにメモしておくだけです。
- ガソリンを満タンにし、トリップメーターを0に戻す
- ふだんどおりに走る
- 次も満タンまで入れ、入った量を記録する
- 走った距離を入った量で割る(例:300km÷28L=約10.7km/L)
3回ほど続けて平均を取ると、季節や道の違いがならされて、自分の車らしい数字になりますよ。
中古の古い年式は燃費が違う?
中古で探していると、2013年登場の595や、2017年2月のマイナーチェンジ前後の車も候補に入りますよね。
古い年式のカタログ燃費は、いまのWLTCとは違う測り方で出された数字です。数字だけを並べると、古い車の方が良く見えることもあるんです。
燃費の測り方が違う数字は、そのまま比べられません。年式で比べるなら、エンジンの出力(145ps・165ps・180ps)と変速機(5MTかMTAか)をそろえて見る方が、実際の差に近くなります。
ただ、同じ年式でも、オイルやプラグ、タイヤの状態で燃費は変わります。中古を選ぶ時は、燃費の数字よりも整備記録がそろっているかを見ておく方が、買った後の出費を抑えやすいですよ。
例えば、お店ではこんなふうに聞いてみてください。
「この車、オイル交換とタイヤ交換の記録は残っていますか」
記録が残っている車は、前のオーナーが手をかけていた目安になります。
燃費を良くするためにできること
『せっかくのアバルトだし、燃費を気にして走るのはちょっと…』という気持ちも分かります。
それでも、走りを我慢せずにできる工夫はあります。大事なのは「ムダな燃料を使わない」ことなんです。
- 月1回、タイヤの空気圧を指定値に合わせる
- 発進はゆっくり、早めにシフトアップする(MTAはATモードで任せてもよい)
- 先の信号を見て、早めにアクセルを戻す
- トランクの不要な荷物を降ろす
- オイル交換の時期を守る
タイヤは205/40R17(最終型)と薄めのサイズです。空気圧が下がると転がりが重くなり、燃費にも乗り心地にも響きます。
オイルが古くなるとエンジンの回りが重くなることもあります。交換時期はオイル交換の時期・量・リセット方法で確かめてみてください。
燃料はハイオク指定です。レギュラーを入れても燃費が良くなるわけではないので、指定どおりのガソリンを入れておきましょう。
詳しくはアバルト595はハイオク?燃料タンク容量と給油口で解説しています。
年間の燃料代はいくらになる?
燃費が分かったら、次は燃料代ですよね。ここでは計算しやすいように、ハイオクを1Lあたり180円と仮定して出してみます。実際の価格は時期と地域で変わります。
| 年間の走行距離 | 実燃費10km/L | 実燃費12km/L | WLTC 14.2km/L |
|---|---|---|---|
| 3,000km | 約54,000円 | 約45,000円 | 約38,000円 |
| 5,000km | 約90,000円 | 約75,000円 | 約63,000円 |
| 10,000km | 約180,000円 | 約150,000円 | 約127,000円 |
年5,000kmなら、燃料代は年7万〜9万円程度が一つの目安になります。月にすると6,000〜8,000円くらいですね。
燃料代は維持費の中でも大きい項目です。税金や保険まで含めた合計はアバルト595の維持費は年間いくら?でまとめています。

1回の満タンで何km走る?
タンクは35Lです。WLTCの数字で単純に計算すると、5MTで約497km、MTAで約462kmになります。
ただ、実燃費10km/Lなら約350kmです。警告灯がついてから慌てないよう、300km前後で給油を考えておくと安心ですよ。
アバルト500e(電気自動車)の電費はどうなる?
いまアバルトで新車として買えるのは、電気自動車の「ABARTH 500e」だけです。ガソリンの595/695は2024年5月に日本向け生産を終え、在庫限りで販売を終えています。
『595の燃費と500eの電費、どっちがお得なの?』と気になる方もいますよね。
| 595/695(ガソリン・最終型) | ABARTH 500e | |
|---|---|---|
| 燃料 | ハイオク | 電気 |
| 燃費・電費(WLTC) | 13.2〜14.2km/L | 152Wh/km(ハッチ)/158Wh/km(カブリオレ) |
| 1回で走れる距離 | 約462〜497km(WLTC計算) | 303km(ハッチ)/294km(カブリオレ) |
| タンク・電池 | 35L | 42kWh |
| 新車価格 | 販売終了(中古のみ) | 6,150,000円〜6,450,000円 |
数字の出典はアバルト公式の主要諸元表と500eのページです。電気代は契約や充電場所で大きく変わるので、ここではどちらが安いかは断定しません。
500eは新車価格が615万〜645万円で、中古の595/695とは購入時の金額がかなり違います。燃料代だけでなく、車両価格と税金まで含めて比べてみてください。
500eについて詳しくはアバルトの電気自動車・アバルト500eの価格と航続距離で解説しています。
595/695を中古で探すなら、価格の見方や交渉の順番も知っておくと安心です。アバルト595の値引き相場と交渉の順番もあわせて読んでみてください。
よくある質問
アバルト595のカタログ燃費はいくつですか?
最終型のWLTC燃費は、F595と695の5MTが14.2km/L、695のMTAが13.2km/Lです(アバルト公式主要諸元表)。2022年に終了した595ベース(145ps)は14.1km/Lです。
アバルト595の実燃費はどれくらいですか?
街乗り中心で10km/L前後、高速を多く走ると12〜14km/L程度と言われることが多いです。乗り方や道の混み具合で大きく変わるので、満タン法で測ってみるのが確実です。
MTとMTAでは燃費が違いますか?
WLTC総合で5MTが14.2km/L、MTAが13.2km/Lと、1km/Lの差があります。ただ、運転の仕方による差の方が大きくなることも多いです。
アバルト595はハイオクですか?
はい、無鉛プレミアム(ハイオク)指定です。燃料タンクは全グレード共通で35Lです。
満タンで何km走れますか?
WLTCの数字で計算すると、5MTで約497km、MTAで約462kmです。実燃費10km/Lなら約350kmなので、300km前後で給油を考えておくと安心です。
まとめ
- 最終型のWLTC燃費は5MT 14.2km/L、MTA 13.2km/L
- 市街地モードは9.2〜10.2km/L、高速モードは15.6〜16.6km/L
- 実燃費は街乗り中心で10km/L前後が目安。乗り方で大きく変わる
- ハイオク180円・年5,000kmと仮定すると燃料代は年7万〜9万円程度
- 新車で買えるのはABARTH 500e(電費152〜158Wh/km)だけ





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