アバルト595のタイヤサイズと交換費用・スタッドレスの選び方

整備工場で小型ハッチバックのタイヤを交換している様子

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タイヤの溝が減ってきて、そろそろ交換かなと思った時、まず迷うのがサイズと値段ですよね。

結論から言うと、2022年以降のF595と2023年以降の695シリーズは205/40R17、2022年に終わった595ベース(145ps)は195/45R16です。扁平率40の17インチは選べる銘柄が限られ、1本あたりの値段も上がりやすいサイズです。

ここでは、グレード別のサイズ、交換費用の目安、空気圧の確かめ方、冬のスタッドレス選びまで、順番に見ていきます。

目次

アバルト595のタイヤサイズはグレードでどう違う?

先に結論

最終型のF595・695 Turismo・695C Turismo・695 Competizioneは、どれも205/40R17です。145psの595ベースだけ195/45R16で、1インチ小さくなります。

『ツーリズモとコンペティツィオーネでサイズが違うの?』と気になる方も多いはずです。

最終型の695シリーズでは、Turismoも Competizioneも同じ205/40R17です。アバルト公式の主要諸元表に載っている値です。

モデル(年式)最高出力標準タイヤサイズ
595(ベース・2022年終了)145ps195/45R16
F595(2022年7月〜)165ps205/40R17
695 Turismo/695C Turismo(2023年3月〜)180ps205/40R17
695 Competizione(2023年3月〜)180ps205/40R17
F595C・695 75° Anniversario(限定車)165ps/180ps205/40R17
ABARTH 500e(電気自動車)155ps205/40R18

出典はアバルト公式の主要諸元表です。500eだけは18インチで、ガソリンの595/695とはタイヤを共用できません。

2017年2月から2022年頃までの「595 ツーリズモ」「595 コンペティツィオーネ」は、限定車やオプションでホイールが違う個体もあります。中古で買った車なら、今付いているタイヤの側面の表記を見るのが確実です。

アバルト595・695のグレード別タイヤサイズを並べた図解

205/40R17の数字の意味

タイヤの側面に書かれた「205/40R17」は、幅が205mm、扁平率が40%、ホイール径が17インチという意味です。

扁平率40というのは、タイヤの厚みが幅の4割しかないということ。見た目が引き締まり、ハンドルの反応が鋭くなる一方で、段差の突き上げは伝わりやすくなります。

乗り心地が硬いと感じる方は、タイヤの銘柄で印象がかなり変わります。足回り全体の話はアバルト595の乗り心地と静かさで詳しく見ています。

純正サイズのタイヤ交換費用はいくら?

実は、205/40R17は国産コンパクトカーではあまり使われないサイズなんです。そのぶん選べる銘柄が少なく、量販店でも取り寄せになることがあります。

費用は銘柄と店で大きく変わります。下の表は、よくある価格帯をもとにした目安です。

内容1本あたりの目安4本の目安
アジアン系スポーツタイヤ1万円台前半から5万円前後から
国内大手のスタンダード銘柄2万円前後8万円前後
欧州系のスポーツ銘柄2.5万〜4万円程度10万〜16万円程度
交換工賃(組み替え・バランス)2,000〜4,000円程度8,000〜16,000円程度
廃タイヤ処分料300〜500円程度1,200〜2,000円程度

金額は時期・地域・在庫で変わるので、あくまで目安です。ネット通販で買って持ち込みにすると安くなることもありますが、持ち込み工賃が割高な店もあります。

見積もりを取る時に確かめたいこと
  • タイヤ代と工賃が別か込みかを確かめる
  • 窒素充填やバルブ交換などの追加料金の有無を聞く
  • 4本同時か、前後2本ずつかを決めておく
  • 製造年週(側面の4桁の数字)が新しいかを確かめる

4本同時と前後2本、どちらがいい?

595/695はFFなので、前輪のほうが先に減りやすい車です。

『前だけ替えて安く済ませたい』と思うのは自然です。ただ、前後で銘柄や溝の深さが大きく違うと、雨の日の曲がり方に差が出ることも。2本だけ替えるなら、新しいほうを後ろに付けるようタイヤ店に相談してみてください。

アバルト595に合うタイヤの選び方は?

結論から言うと、走り方で選ぶのが一番です。同じ205/40R17でも、性格はかなり違います。

スポーツ系を選ぶと
  • ハンドルの反応がしっかりする
  • 峠やサーキットでもグリップに余裕がある
  • アバルトらしい走りを楽しみやすい
気になりやすい点
  • 減りが早めで、交換の間隔が短くなる
  • ロードノイズや突き上げが大きく感じやすい
  • 1本あたりの値段が高めになる

街乗りと通勤が中心なら、静かさや減りにくさを重視したコンフォート寄りの銘柄も候補になります。逆に、ワインディングやサーキット走行をするなら、スポーツ系のほうが満足しやすいはずです。

例えばタイヤ店ではこんなやり取りになります。

「街乗りがメインで、たまに高速で遠出します。」
「それなら、ウエット性能と静かさのバランスがいい銘柄から選びましょう。」

タイヤ選びで迷った時の目安

使い方向いているタイヤの性格重視するポイント
通勤・買い物が中心コンフォート寄り静かさ・減りにくさ
週末のドライブ・ワインディングスポーツ寄りグリップ・ハンドルの反応
サーキット走行もするハイグリップ温まった時のグリップ・耐熱
雪が少ない地域で冬も走るオールシーズン浅雪への対応(凍結路は苦手)

サーキット用のハイグリップタイヤや足回りの話は、アバルト595のチューニングとサーキット走行でまとめています。

空気圧はどこで確かめる?センサーはある?

タイヤを長持ちさせたいなら、空気圧の点検がいちばん安上がりな方法です。

指定の空気圧は、運転席側のドア付近に貼られたラベルか、取扱説明書に書かれています。年式やタイヤサイズ、乗車人数で数字が変わることがあるので、ネットの数字ではなく自分の車のラベルを見るのが確実です。

空気圧を点検する手順
  1. 走る前の冷えた状態で測る(走った直後は高めに出る)
  2. ドア付近のラベルで前後の指定値を確かめる
  3. ガソリンスタンドの空気入れかエアゲージで4本とも測る
  4. 指定値に合わせて入れ、バルブキャップを締め直す

月に1回くらいの点検が目安です。ハイオクを入れるついでに見てもらうと、手間がかかりません。給油まわりの話はアバルト595の燃料タンク容量と給油口で紹介しています。

空気圧センサーの警告が出たら

『メーターにタイヤのマークが出た、どうしよう』という方もいるはずです。

空気圧の低下を知らせる仕組みがあるかどうか、どの方式かは年式や仕様で違います。警告が出たら、まず安全な場所に止めて4本の空気圧を測ってみてください。

警告が消えない時

空気を入れても警告が消えない場合は、パンクやセンサー側の不具合の可能性もあります。タイヤ交換の直後に出た時は、リセット操作が必要なこともあるので、取扱説明書かアバルト正規ディーラーで確かめましょう。

警告灯の意味はアバルト595の警告灯・警告音の意味と対処で一覧にしています。

スタッドレスタイヤはインチダウンできる?

冬用タイヤを考える時、気になるのが17インチのままでいいか、16インチに下げるかですよね。

実は、スタッドレスは扁平率が低いほど選べる銘柄が少なく、値段も上がります。そこで、ホイールごと16インチの195/45R16にする方が多いんです。

比べる点17インチのまま16インチに下げる
サイズ205/40R17195/45R16(595ベースの純正サイズ)
選べる銘柄少なめ17インチより多め
タイヤの値段高めになりやすい抑えやすい
乗り心地硬めタイヤが厚くなり少しやわらぐ
注意点純正ホイールに組めるブレーキに当たらないか適合確認が必要
ブレンボ付きの車は要注意

2023年以降の695は全車、フロントにブレンボ製のブレーキキャリパーが付いています。キャリパーが大きい車は、16インチのホイールが当たって付かないことがあります。ホイールを買う前に、タイヤ店で適合を確かめてもらいましょう。

スタッドレスの費用の目安

内容目安
スタッドレス4本(16インチ)6万〜12万円程度
スタッドレス4本(17インチ)8万〜16万円程度
冬用アルミホイール4本4万〜10万円程度
履き替え工賃(ホイール付き)1回2,000〜4,000円程度
タイヤ保管サービス年1万〜2万円程度

どれも時期と地域で大きく変わる目安です。冬前の10月から11月は在庫が動きやすいので、早めに見積もりを取っておくと選びやすくなります。

純正17インチと16インチスタッドレスの比較図解

チェーンも用意しておく?

雪の少ない地域でたまに雪が降るくらいなら、布製のタイヤチェーンを積んでおく方もいます。扁平率40のタイヤはタイヤとボディの間のすき間が狭いので、すき間の小さい車でも使えるタイプかを確かめて選んでみてください。

タイヤ代は維持費の中でどれくらい?

タイヤは毎年かかる費用ではないぶん、つい忘れがちですよね。

例えば4本で10万円のタイヤを4年使うと、年あたり約2.5万円です。スタッドレスを足すと、もう少し上乗せになります。

費用計算の例年あたりの目安
夏タイヤ4本10万円を4年で交換約2.5万円
スタッドレス4本とホイールで16万円を4シーズン約4万円
履き替え工賃年2回×3,000円約6,000円

走る距離や走り方で減り方はまったく変わるので、これは計算の例です。自動車税や車検、ハイオク代を含めた全体の金額はアバルト595の維持費は年間いくら?で内訳を出しています。

オイル交換と同じタイミングでタイヤの溝や偏摩耗も見てもらうと、交換時期を逃しにくくなります。オイルの時期はアバルト595のオイル交換の時期・量を参考にしてみてください。

これから中古を買う方へ

中古の595/695を選ぶ時は、タイヤの溝と製造年も見ておきましょう。交換直後なら当面の出費が減りますし、古いタイヤなら購入後すぐ10万円前後かかることもあります。買う時の交渉の順番はアバルト595の値引き相場と交渉の順番でまとめています。

インチアップやホイール交換はどう考える?

『18インチにしたら見た目がもっと良くなりそう』と考える方もいるかもしれません。

インチアップすると見た目は引き締まりますが、タイヤはさらに薄くなり、乗り心地は硬くなります。タイヤの値段も上がりやすいので、維持費とのバランスで考えたいところです。

ホイールのサイズやオフセットの話はアバルト595のホイールサイズとインチアップで詳しく見ています。

よくある質問

アバルト595のタイヤサイズは何ですか?

F595・695 Turismo・695 Competizioneなど最終型は205/40R17です。2022年に終わった595ベース(145ps)は195/45R16です。中古車は側面の表記で今のサイズを確かめてください。

ツーリズモとコンペティツィオーネでタイヤサイズは違いますか?

2023年以降の695 Turismoと695 Competizioneはどちらも205/40R17です。それ以前の595の限定車やオプション装着車は、付いているホイールで違うことがあります。

空気圧の指定値はどこで分かりますか?

運転席側のドア付近のラベルか取扱説明書に書かれています。タイヤが冷えた状態で測り、月1回くらい点検するのが目安です。

スタッドレスは16インチにできますか?

195/45R16にする方は多いですが、ブレンボ製キャリパー付きの車などはホイールが当たることがあります。購入前にタイヤ店で適合を確かめましょう。

タイヤ交換費用はどれくらいかかりますか?

205/40R17の4本交換で、銘柄によって5万円前後から16万円程度が目安です。工賃や処分料が別になる店もあるので、総額で見積もりを比べてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 最終型のF595・695シリーズは205/40R17、595ベース(145ps)は195/45R16
  • ABARTH 500eは205/40R18で、ガソリン車とは共用できない
  • 205/40R17の4本交換は銘柄で5万円前後から16万円程度が目安
  • 空気圧はドア付近のラベルの指定値に合わせ、冷えた状態で月1回点検
  • スタッドレスは16インチに下げる方が多いが、ブレーキとの適合確認が先
アバルト595/695買いたいドットコム

アバルト595/695買いたいドットコム 編集部

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