アバルトの車種一覧|595・695・124スパイダー・500eの違い

アバルトの車種を並べて比べるイメージ

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サソリのエンブレムが気になって調べ始めたら、595に695、500eまで出てきて混乱した。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、日本で新車として買えるアバルトは2026年10月時点で電気自動車の「ABARTH 500e」だけです。ガソリンの595/695や124スパイダーは、いまは中古で選ぶ車になっています。

この記事を読めば、アバルトの車種ごとの違いと、自分が探すべき一台がどれかが分かります。

目次

アバルトの車種は今いくつある?

先に結論

新車で買えるのはABARTH 500e(615万〜645万円)の1車種だけです。595/695は2024年5月で日本向け生産を終え、124スパイダーは2020年に販売を終えています。

ABARTH(アバルト)は1949年創立のイタリアのブランドです。いまはStellantisグループに属していて、日本ではStellantisジャパンが輸入しています。

『アバルトって、もっとたくさん車種があるんじゃないの?』と思いますよね。実は、日本の正規ラインアップはかなり絞られてきました。

いまの状況をひと目で見られるようにすると、次のとおりです。

車種ボディ2026年10月時点の買い方
ABARTH 500eハッチバック/カブリオレ(電気自動車)新車で買える
F595・695シリーズハッチバック/カブリオレ(ガソリン)新車販売終了・中古で買う
ABARTH 124 spider2人乗りオープン2020年に販売終了・中古で買う
アバルト プント/グランデプントハッチバック販売終了・中古で探す
ABARTH 600eSUV型の電気自動車日本導入の公式発表なし

ガソリンの595/695が新車で買えなくなった理由は、2024年6月13日の公式発表でStellantisの電動化推進だと説明されています。詳しい経緯はアバルト595の生産終了と今から買う方法で解説しています。

日本で売られたアバルトの車種を年式順に並べると?

ここが一番知りたいところですよね!日本で正規に売られた主な車種を、年式と出力で並べてみます。

時期車種出力変速機出典
2009年4月〜アバルト500135ps5MTメディア情報
2013年1月〜アバルト595(ツーリズモ/コンペティツィオーネ)年式で異なる5MT/MTAメディア情報
2016年10月〜2020年ABARTH 124 spider170ps6MT/6AT公式ページ・メディア
2017年2月〜595(ベース)/595ツーリズモ/595コンペティツィオーネ145ps/165ps/180ps5MT/MTA(グレード・年式で異なる)メディア情報
2022年7月〜F595165ps5MTのみ公式リリース
2023年3月〜695 Turismo/695C Turismo/695 Competizione180ps5MT/MTA公式リリース
2023年10月〜ABARTH 500e155ps(114kW)1速固定公式リリース

2017年2月のマイナーチェンジで、車名は「アバルト595」に統一されました。それまでの「アバルト500」という名前はここで終わっています。

2022年には145psの595ベースが在庫限りで終わり、F595が入れ替わりで登場しました。そして2023年3月、595ツーリズモとコンペティツィオーネの後を継いで695シリーズが出ています。

アバルトの車種を年式順に並べた図解

年式ごとの型式や見分け方は、アバルト595・695の歴代モデル一覧で細かく見られます。

595と695は何が違う?

名前が似ていて紛らわしいですよね!ざっくり言うと、最終型ではF595が165ps、695シリーズが全車180psです。

最終の新車価格はF595(5MT)が4,480,000円、695 Turismo(MTA)が4,700,000円でした(公式ページ・2024年6月1日現在/2023年8月現在)。

装備の差やどちらを選ぶべきかは、アバルト595と695の違いで比べています。

124スパイダーだけ毛色が違う

124スパイダーは、マツダ ロードスター(ND)をベースにしたFRの2人乗りオープンカーです。595とはまったく別の車種で、生産もマツダの広島の工場でした。

日本発売は2016年10月8日で、当時の価格はMTが3,888,000円、ATが3,996,000円(税込8%)です。

プント・グランデプント・パンダはどんな車?

『アバルト プントって中古で見かけたけど、595と何が違うの?』という声もよく聞きます。

アバルト プントやグランデプントは、フィアットのプントをベースにしたハッチバックです。595/695より一回り大きい車体で、すでに販売を終えています。

中古車サイトでは「プントエヴォ」「スーパースポーツ」「スコルピオーネ」といった名前を見かけることがあります。これらはプント系の仕様名や限定車の名前として出てきます。

プント系を中古で見る時の注意

プント系は年式が古く、出回る台数も多くありません。仕様名や出力は個体ごとに違うことがあるので、車検証と整備記録で確かめるのが確実です。

この記事では、プント系の年式別の価格や出力の数字は出しません。公式の資料で確かめきれなかったためです。

アバルト パンダについても、確認できた公式情報の中に日本の正規ラインアップとしての記載はありませんでした。中古で見つけた場合は、どんな経緯で輸入された車かを販売店に聞いてみてください。

クーペ・セダン・四駆・高級車はある?

「アバルト クーペ」「アバルト セダン」で探している方もいるはずです。結論から言うと、日本の正規ラインアップにはどれもありません。

探している形答え近い選択肢
クーペ正規ラインアップになし3ドアハッチの595/695
セダン正規ラインアップになしなし
四駆(4WD)なし。595/695と500eはFF、124スパイダーはFRなし
オープンカーあり595C/695C、124スパイダー、500eカブリオレ
2人乗り(ツーシーター)124スパイダーだけ595/695と500eは4人乗り
スポーツカー595/695・124スパイダー・500eのどれも走りが主役用途で選ぶ

595/695は4人乗り・FFのハッチバックで、全長3,660mm×全幅1,625mmの5ナンバーサイズです(公式主要諸元表)。

四駆を探しているなら、アバルトの中では見つかりません。似た走りの車をほかのブランドで比べるなら、アバルト595と輸入・国産ホットハッチの比較が参考になります。

アバルトは高級車なの?

価格だけで見ると、小さな車にしては高めです。最終のガソリン車でも448万〜550万円、500eは615万〜645万円です。

モデル最終の新車価格(税込)
F595(5MT)4,480,000円
695 Turismo(MTA)4,700,000円
695 Competizione(5MT・左)4,800,000円
695 Competizione(MTA・右)/695C Turismo5,000,000円
695 75° Anniversario(限定350台)5,500,000円
ABARTH 500e Turismo(ハッチ/カブリオレ)6,150,000円/6,450,000円

ただ、高級セダンのような豪華さを売りにした車ではありません。お金がかかっているのは、ブレーキや足回り、排気系といった「走るための部品」なんです。

全グレードの価格はアバルト595・695の新車価格一覧にまとめています。

中古で買えるアバルトはどれ?

いまアバルトを手に入れる一番現実的な道は、中古車です。595の中古車を探す時は、年式で型式が変わることを知っておくと便利ですよ。

年式の目安主な車種型式(車検証)
2009〜2017年頃アバルト500、595ABA-312141(MT)/ABA-312142(MTA)
2018年〜2021年頃595(ツーリズモ・コンペティツィオーネ等)ABA-31214T
2022〜2024年F595、695 Turismo、695 Competizione3BA-31214T
2022年・2024年の一部限定車695 esseesse、695 75° Anniversario7BA-31214T
2023年10月〜ABARTH 500eZAA-FA1AB

旧型式(ABA-312141/ABA-312142)はメディアのカタログ情報です。買う前に、車検証の型式欄で確かめておきましょう。

例えば、販売店でこんなやり取りになることがあります。

「この595、何年のモデルですか?」

「2019年登録で、型式はABA-31214Tですね」

型式が分かれば、2017年2月のマイナーチェンジ後の車かどうかもすぐ判断できます。

中古のアバルトを選ぶ前のチェック
  • 車検証で型式と初度登録年月を確かめる
  • MT(5速マニュアル)かMTA(ATモード付5速シーケンシャル)かを確かめる
  • 右ハンドルか左ハンドルかを確かめる
  • 登録9年以内ならアバルト認定中古車の保証が付くかを聞く
  • 整備記録簿が残っているかを見る

アバルト認定中古車は、新車登録9年以内の車が対象です。最長3年・走行距離無制限の保証が付くので、初めての輸入車なら候補に入れてみてください。

中古価格は年式や走行距離、時期と地域で大きく変わります。この記事では相場の断定はしません。

選び方の詳しい手順はアバルト595の中古車の選び方でまとめています。

結局どのアバルトを選べばいい?

『車種が多すぎて決められない…』という方のために、条件別に分けてみました。

条件別にアバルトの車種を選ぶ図解
こんな人向いている車種
MTで走りを楽しみたい中古のF595、695 Competizione(5MT・左)、595
AT限定免許で乗りたい695 Turismo/695C/695 Competizione(MTA・右)、500e
オープンで4人乗りたい595C/695C、500eカブリオレ
2人乗りのFRオープンがいい124スパイダー(中古)
新車保証で乗りたいABARTH 500e

MTAは1ペダルの自動クラッチで、トルコンATやCVTとは別物です。運転の感覚にクセがあるので、気になる方はアバルト595のMTAとはを読んでから試乗してみてください。

『どうせ買うなら少しでも安く』と考えるのは自然です。中古や認定中古車、500eの値引き交渉の順番はアバルト595の値引き相場と限界額で解説しています。

よくある質問

アバルトで新車で買える車種はどれですか?

2026年10月時点ではABARTH 500eだけです。ハッチバックが6,150,000円、カブリオレが6,450,000円です。

アバルトに四駆の車種はありますか?

ありません。595/695と500eはFF、124スパイダーはFRです。

アバルトにセダンやクーペはありますか?

日本の正規ラインアップにはありません。いちばん近いのは3ドアハッチバックの595/695です。

アバルトの2人乗りの車種はどれですか?

124スパイダーだけです。595/695と500eは4人乗りです。

アバルト600eは日本で買えますか?

2026年10月時点で、日本導入の公式発表はありません。価格や時期も決まった情報はありません。

まとめ

この記事の要点
  • 新車で買えるアバルトはABARTH 500e(615万〜645万円)だけ
  • 595/695は2024年5月で日本向け生産終了、124スパイダーは2020年に終了
  • 最終型はF595が165ps、695シリーズが180ps
  • クーペ・セダン・四駆は正規ラインアップになく、2人乗りは124スパイダーだけ
  • 中古は車検証の型式で年式を見分け、登録9年以内なら認定中古車も候補に
アバルト595/695買いたいドットコム

アバルト595/695買いたいドットコム 編集部

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